ウイルスには抗体というものがあって、B型肝炎ウイルスも、
生まれて間もない時にB型肝炎ウイルスの抗体を注射する事によって、
B型肝炎ウイルスに感染するのを防ぐ事が出来ます。
ですが、残念ながら100%の効果は期待できません。
B型肝炎ウイルスのキャリアとは、ウイルスを体内に持っている人
ですが、それだけでは病気になる訳ではなく、自覚症状もないので
日常生活には何の支障もありません。
ただし、キャリアである母親が出産する時には胎児への感染の危険性が
あるので、注意が必要です。
もちろん国の医療行政や現代の医学により、B型肝炎の感染を防ぐ為の
処置が取られているので、B型肝炎ウイルスのキャリアである母親から
生まれた子供が肝機能障害を起こす可能性が1%にも満たなく
なっているので、自分がキャリアだからといって心配する必要は
ありません。
少子化が進んでいる現代は更に確率は低くなっています。
また、母乳から感染する事はないとされているので、安心して母乳を
与える事が出来ます。
戦後からの集団予防接種によるB型肝炎への感染が多くの人に強い
イメージとして残っていて、B型肝炎ウイルスは怖いと言うイメージが
ありますが、B型肝炎を発症しても重篤な状態になる事は稀です。
それでも病気になってしまう事は怖いと思いますが、日常生活で感染
する事はほとんどないようです。
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