2013年度B型肝炎治療ガイドラインは、日本肝臓学会より出ております。
こちらからpdfファイルを見ることができます。
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2013年度B型肝炎治療ガイドライン
現在行われている治療について
B型肝炎には急性と慢性があります。
名前の通り急性の場合はすぐにでも治療を行わなければなりません。
しかし、B型慢性肝炎の人は体調に急激な変化がないのでそのまま見過ごして
しまう事が多いのです。
放置しておけば肝癌になる可能性が高いので健康な時に治療を始めなければ
なりません。
B型肝炎が進行する事で肝硬変や肝癌になってしまうので、メインの治療は
病気の進行を遅らせる事になります。
インターフェロンはウイルスを排除する為に利用される物質なのですが、
B型肝炎の場合にはウイルスの数が多いのであまり期待は出来ません。
ですがウイルスの数が少ない場合も中にはあり、その場合はインターフェロンが
使用される事もあります。
その他にウイルスに対抗する為に免疫力を高める治療法も行われています。
ステロイド薬は免疫の働きを抑える薬なのですが、このステロイドを集中して
使用する事によりわざと免疫力を低下させておいて、投与をやめる事により
その反動で急激に免疫力が回復してB型肝炎ウイルスをやっつけてくれるのです。
この免疫力の調節は微妙なバランスの元で行われる必要があります。
また、別のやり方として免疫力を高めていく為に半年くらいかけて
有機ゲルマニウムの投与があります。
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