B型肝炎はウイルス性の感染病がたくさんある中でも、症状が重くなる病気です。

HBVウイルスに感染した場合B型肝炎と呼ばれていますが、肝炎の症状が出るのは

３割程度でそれ以外の人は自覚症状さえありません。

また肝炎になってもその程度には個人差があって、病院で治療を受けなければ

ならない人はもっと少なくなります。

尿の色が濃くなったり疲れやすくなった、体調が優れないといった症状が

あれば病院で検査をしましょう。

B型肝炎に感染している場合は血液検査で分かります。

また、検査をしなくてもひどい症状の人は発熱や黄疸の症状が出て、

その中の１％の人は劇症肝炎となりすぐにでも入院が必要です。

劇症肝炎は炎症によって肝細胞のほとんどが死滅するので肝臓移植が

必要となり、移植をしない場合の死亡率は５割を超えています。

男女による症状の差はありません。

B型肝炎の検査は国内では行われているので自分がキャリアで

あるという事は分かります
。
ですが外国旅行など国外で感染してしまう人も少なくありません。

むやみにB型肝炎を恐れる必要はありませんが、B型肝炎は血液を媒介して

感染するので注射針の使いまわしなどで感染する事は理解しておきましょう。

肝臓が異常となるとB型肝炎に限らず、血液検査でALTやASTの値が極端になり

発見されます。