母子感染によってB型肝炎に感染した場合には慢性のB型肝炎になる
場合があり、症状は出なくてもB型肝炎のキャリアとなる事もあります。
B型肝炎ウイルスに大人になってから感染した場合は、ほとんどが
急性B型肝炎となり症状が出ない人もいます。
急性B型肝炎にかかった場合は数ヶ月で完治しますが、この状態は
どのような状態なのでしょうか?
一度完治すると他の人にウイルスを感染させる事はなくなります。
B型肝炎の再発についての発生率は低いのですが、普通の人よりも再発して
肝硬変や肝癌になるリスクは高くなります。
ウイルスの遺伝子が肝細胞内に取り込まれているので、体内にウイルスは残っています。
もちろん血液検査によってウイルスが確認されるだけで症状が出る訳ではありません。
ですので急性B型肝炎に感染したとしてもその後の人生が全て辛いものになる
訳ではなく、もし完治しなくても普通と変わらない日常生活を送る事が出来ます。
ただ、肝硬変や肝癌になっていないかの検査を定期的に実施したり
他の人よりも肝臓を大切にする事は大切です。
自分がB型肝炎の人と一緒に生活する事があってもそれを恐れる必要はありません。
また、B型肝炎も急性と慢性でその性質が大きく異なっている事を理解しておきましょう。
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